税理士やめたら なにしよう

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社会通念上という概念

time 2015/12/07

昨年の函館のイルミネーションです

昨年の函館のイルミネーションです

若手の税理士と話していると、条文番号や文言がスラスラ出てきて驚かされることがあります。

優秀なんだなあと感心したり、私はいちいち調べないとそこまで出てこないなあと落ち込んだり。

先輩からもらったアドバイス

仕事について迷いが出た時に先輩税理士にもらったアドバイスは、すべて頭に入っていなくてもいい、その都度調べて正しい答えを導き出すことが大切だ、と言うものでした。

税理士と一般の方の違いは、答えにたどり着ける方法や知識を持っていることだ、とも言われました。

体系的に税法を学んできた知識と、日々の勉強で積み重ねてきた情報から正しい答えを導き出せるというのはその通りです。

相談を受けた時に、「これはいけそうだ」とか、「それはだめだろう」という直観的な判断はたいてい合っています。

これを、税法というよりどころから合理的に裏付けをしていく過程で、さまざまな角度から検証していきます。

その中で、もっといい方法をみつけられることもあります。

直観的な判断というのは、立法趣旨を考えて下した判断ですので、単なる勘ではありません。

社会通念上は大切

ただの条文暗記より、理解が大切です。

よく、「書いてないからやっていい」という税理士もいますが、私はその考え方に反対です。

税務では「社会通念上」という言葉がよく出てきます。

これは、「常識で考えればわかるでしょ」ということです。

このあたりのことは、なかなか理解や判断が難しいところで、私の考える常識を基準にしていますが、今までのところ問題はありません。

税務調査を怖がる人は多いですが、社会通念上妥当である判断をもとに税務を行っていれば大きく間違うことはないので、怖いことはありません。

正しい常識を身につけるためにも、いろいろな経験をして、いろいろな角度から物事を見られるようになることはとても大切です。

その上で最適な判断ができるよう、税法を体系的に学ぶことと、立法趣旨を考える習慣をつけるようにしたいものです。

まとめ

TVや雑誌で税金について不安をあおったり、大げさな表現を使ったりしている場面に遭遇すると、とても心配になります。

税金についての正しい知識を伝えることも税理士の大切な仕事です。

「社会通念上」という考え方について、もっと理解を広めていければと思います。

 

☆★☆★編集後記☆★☆★

大型二輪教習は、ようやく第二段階に進みます。

ここまでも長かったですが、これからもどのくらいかかるのでしょうか・・・

気持ちも体力も資金も尽きないうちに取りたいものです。