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子供は見ている  租税教室を通して思うこと

time 2016/02/04

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子供は大人の影響を受けやすい

年に数回、租税教室の講師を務める機会があります。

今年は1月に中学が1回、小学校が2回ありました。

私が講師をするのはほとんどが小学校ですが、学校によって本当に児童の様子が違います。

学校、というよりクラスによってと言った方がいいかもしれません。

おとなしいクラスや、にぎやかなクラス、立って歩きまわる子がいたり、何を聞いても全員無反応だったり・・・

担任の先生によってこんなにも変わるんでしょうか。

少し怖くなります。

子供はいろんなことをぐんぐん吸収します。よいことも悪いことも、なんでもです。

租税教室に行ってもそれをすごく感じます。

子供のお手本になる大人でいたい

税金について考えてもらうために授業を行うのですが、あんまり「税金は大切です、税金は必要なものです」という方に持って行きたくないなといつも思います。

なぜなら、税金のない社会の仕組みを作ろう、という考え方を持つ子が現れてもよいと思っているからです。

もちろん、今の日本は税収がないと成り立ちません。

税金は大切ですし、納税の意識は全国民が持つべきでしょう。

それもひっくるめて、これからの日本を担う子供たちには当たり前のことに疑問を持つ力をつけてもらいたいなと思います。

今回は最後に何人かの児童に感想を聞きました。

ほとんどの子が「税金の大切さがよくわかった」という感想でしたが、最後に一人こんなことを言ってくれました。

「税金が大切なのはよくわかる。だけど、その大切な税金を大人は無駄遣いしているじゃないか。

東京オリンピックのエンブレムでもたくさんの税金が無駄に使われた。

そういうことを聞くとなんだかもやもやする。」

一人でも多くの大人に聞かせたいです。子供は大人のすることをちゃんと見ています。

子供のお手本になるような、少なくとも子供に不信感を抱かせることのないような大人でありたいし、みんなにもそうあってほしいと思います。

 

☆★☆★編集後記☆★☆★

今日はマンションのエレベーターの保守点検の日でした。

外出するときはよくエレベーターの点検に当たります。

先日もお客様を訪問したら点検中で、雨の中外階段を9階まで上がりました。

これも試練かな、と受け入れています。

静岡生活