税理士やめて なにしよう

愛車のZ900RSとバイク三昧のセカンドライフを目指して

他人の思い入れに思いを馳せる人はいない

time 2017/01/30

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自分の思いが相手に伝わらなくてがっかりすることって、ありませんか?

仕事でもプライベートでも、こちらの思い入れが強ければ強いほどがっかりすることが多い気がします。

こんなにあなたのことを思って行動してるのにわかってくれないとか、

あなたのために一生懸命やったのにとか、

喜んでもらいたくてがんばったのに、さらりと「ありがとう」で流されてしまったときのがっかり感は、ハンパないです。

 

でも、自分が思うほど、ひとは相手のことを理解していないし、思ってもいないのです。

いちいち「この人はどれほど自分のことを思ってくれているのか」なんて、考えはしません。

第一、自分のことを理解してほしいなんて人が目の前にいたら、怖いし鬱陶しいですよね。

自分がしてあげたことにはこだわるのに、誰かにしてもらったことは深く考えない、誰でもそうだと思うのです。

私も仕事で、ものすごく思い入れがあって、ちょっとやりすぎかなというくらいの関わり方をしてきたお客さまに、「もう付き合い長いから、今さら税理士変えるの面倒くさいし」と言われて、ショックを受けたり。

自分では、深い信頼関係を築けているから「選ばれているんだ」なんて自負があっただけに、「変えるのが面倒くさい」が続いている理由だったとは、正直思いもしませんでした。

でも、逆に考えると、「ここなら融通が利くから」とか、「いつも頼んでるから」とか、そういう理由で仕事の依頼をすることは確かにあります。

言わなくてもわかってくれるからと。

そういうときに、信頼関係がどうとか、私のことを心から考えてくれるとか、そんなことは考えません。

本当はとても大切なお客さんと考えていてくれているかもしれませんが。

 

自分の思い入れに対する見返りを相手に求めてはいけないのだと思います。

こだわりや思いをわかってほしいときは、口に出して伝えなければ相手には伝わりません。

ただし、これをやりすぎるとうるさくなって、相手に敬遠されますが。

プライベートで特に親しい間柄なら、言わなくても伝わるってあるかもしれませんが(わが夫には言わなくては伝わりません)、仕事では、相手に不都合や不満がなければ良しとしなければいけないのでしょう。

特に問題がなければ成功、喜んでもらえれば大成功です。

自分で思う以上に、ひとは他人のことに無関心です。

あまり強い思い入れは、時にはマイナスに作用すると心に留めておいた方がよさそうです。

 

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