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給与の時給換算、やってみましょう

time 2017/01/26

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自分の時給、いくらか知ってますか?

サラリーマンの方は考えたことないかもしれません。

私が会計事務所を辞めることを考え始めたきっかけになったのも、これだったような気がします。

 

毎日朝7時台に出勤し、夜11時過ぎに戸締りして退社、週1日休めればいい方。

忙しくて何にも考えられない生活をしていたときに、やめていく同僚からの一言。

「この事務所はまじめに働く人間が馬鹿を見るんだよ。一度自分の時給を計算してみなよ。

まじめに働くのがバカバカしくなるよ。」

誰よりも事務所が好きで、誰よりも一生懸命仕事をしていた彼女の言葉に衝撃を受けました。

そのときは、余計なことを考える余裕もないほど忙しかったので忘れていましたが、体を壊したときに、自分の時給を計算してみました。

なんと、1200円を割り込んでいました。

あんなにがんばって国家資格を取ったのに、胃が痛くなる思いをしながら大きな責任を負って仕事をしているのに…

残業代も休日手当も一切つかないから、確かに働けば働くほど時給は下がっていくのは当たり前です。

さすがに私もバカバカしくなりました。

「お客さまのため」という大義名分だけが心の支えで、なんともバカバカしい苦労を自ら背負い込んでいたものです。

 

お金のことを言うと卑しい人間のように思う人もいますが、きれいごとばかりでは食べていけません。

お金って大事ですよ。

給料は、労働の対価です。自分の労働の質と量がその対価と見合っているかを考えるのは、ごく自然のことですよね。

私だけではなく、独立を考える人はこれがきっかけになることが多いのではないでしょうか。

でも、だからといって、発作的に会社を辞めてしまうのはあまり得策ではないですよ。

給料をもらいながら起業の準備を着々と進めるというのもありです。

一番大切なのは、生活をしていくということです。

生きがいだけではお腹はいっぱいになりませんから。

私は、「給料をこれだけしかもらっていないんだから、これしか仕事はしません」というのは、性分的にできません。

かといって、もやもやしながら勤めているというのもストレスがたまる一方で、いつもピリピリして戦闘モードの自分が好きではありませんでした。

そうなると、結局独立しか道がなかったように思います。

 

なんだかもやもやしている人、一度自分の時給を計算してみてください。

結構たくさんもらっているなと思えば、もうちょっとここでがんばろうと思えるかもしれませんし、やってられるかと思えば、次のステップに進むきっかけになるかもしれません。

どっちにしても、不満をため込んだまま毎日を過ごすのは、人生の無駄遣いですよ。

 

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