税理士やめて なにしよう

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お客さまとの個人的な付き合いって必要?

time 2017/11/01

会計事務所に勤めていたときに、そこの所長が

「お客さまに飲みに誘われるようになったら一人前」

とよく言っていました。

ついでに

「女はそれができないから、男より信頼されない」

とも。

だけど、そうやってお客さまにさんざんご馳走になってきたから、お客さまが資金繰りに行き詰まった時に

「昔さんざんおごってやったんだから、金貸してくれ」

と言われても断れなかったのを知っています。

 

お客さまとの距離感て、難しいですよね。

私も以前、いろいろ相談を受けたり食事にもご一緒させていただいて、友達のように思っていたお客さまに、友達の立場からアドバイスして、契約解除になった経験があります。

いくら親しくなっても、お客さまとは友達としてではなく、税理士としての立場を守ってきたからこそそれまで信頼していただいていたのに、それを勘違いして破ってしまったのが原因です。

 

仕事上の関係だからといって、必要以上に距離を置くこともないのですが、人としてというより仕事を依頼する相手として信頼されることが大切なんですね。

そこをあいまいにしてしまうと、仕事上でもなあなあになってしまって、「この人なら甘えても許してくれる」という間違った認識を持ちがちです。

確かに、食事に行くくらい親しくなると、仕事がやりやすくなることもあります。

多少のミスも許してもらえたり、ちょっと後回しにしても怒られなかったり。

でも、おなじように相手からの値引き要求を断れなくなったり、無理な依頼をしぶしぶ受けるようにもなってきます。

仕事上では「お互いさま」は百害あって一利なしじゃないでしょうか。

持ちつ持たれつをやっていると、そのうち関係は破たんします。

 

「飲みに誘われる」ことよりも、「仕事のパートナーとして信頼される」方がよっぽどいいですね。

ちょっとビジネスライクな付き合いでも、「この人なら安心だ」と思われる関係を目指したいものです。

 

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