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確定申告が必要なくてもやるべきこと

time 2017/03/13

今年は確定申告が必要なかった人も、来年に向けてぜひ始めてほしいこと。

それは、帳簿をつけることです。

本当は会計ソフトなどを使って、ちゃんとした会計帳簿をつけることが理想なのですが、そこまでしなくてもという人にも、「売上」と「経費」を記録することだけはしてほしいのです。

Excelを使うと後で加工しやすいのでおすすめなのですが、PCでちょこちょこっと、という習慣がない人にはかえって面倒かもしれません。

そんなときは、ノートでいいので記録しましょう。

記録するときは、「売上」と「経費」はそれぞれ別のノートにすることをおすすめします。

記録する内容ですが、最低でも次のことは書き留めておいてください。

「売上」

  • 日付
  • 売上先(氏名)
  • 金額
  • いくつも取扱商品がある場合は、できれば商品名も

「経費」

  • 日付
  • 仕入先・支払った相手
  • 金額
  • 支払の内容がわかるような摘要
  • もしできたら、勘定科目も記入しておくと、確定申告時の集計が楽です。

 

そして、領収書や請求書類も一式捨てずに保管しておいてください。

領収書はきれいに台紙やノートに貼ったりしなくても大丈夫です。

1年分をまとめて封筒にでも入れておけばいいのです。

できればすべて、7年間保存しておいてください。

帳簿や決算書は7年間保存で、領収書や請求書などは、5年もしくは7年間保存と決められています。

「これは7年でこれは5年」と分けるのは面倒でしょうから、「全部まとめて7年間保存」と思っていただければよいでしょう。

 

なぜ記録していただきたいかというと、確定申告のためだけではありません。

自分のお金の使い方について、振り返っていただきたいのです。

無駄遣いをしていないか、この売上を上げるためにどれだけの経費がかかったのか、商品の値付けが少し低すぎないだろうか、いろいろなことを考えるきっかけにしてほしいのです。

お金を払うときには、あまり気にしなかったとしても、ノートに記入するときや、確定申告の時期にノートを見たときに、こんなことにお金を使ったんだな、ということを改めて感じてほしいのです。

「自分は起業家というほど大きな商売はしていません」という人でも、商品を売ったりサービスを提供してお客さまから代金をいただいたら、立派な起業家ですよ。

商売の収支を管理することは、起業家としての義務と思って、しっかりお金の管理をしてくださいね。

 

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