2019/09/03
今日は素敵な方にお会いしました。
人と人をつなげる仕事をなさっている方で、その人とつながりたいと思ったら、まず自分がその人のためにできることをするそうです。
相手が何をしてほしいのか、どうしたらその人の役に立つのか考えて、まずは自分から相手に与える、そして相手が感謝を返してくれる、そういう嬉しい連鎖でたくさんの人とつながっているそうです。
もちろんビジネスですから、そこに正当な報酬も発生しますし、責任も生じます。
お話しをうかがって、それが正しい形だと思いました。
ボランティアでは食べていけませんから、資金力がなければ続けることもできません。
自分にも相手にもメリットがあるWin-Winの関係だからこそビジネスとして成り立つのだし、信頼を得られてさらに人脈が広がったりリピーターが増えていくのです。
起業してうまくいっている人は、相手にとって価値のあるものを提供できている人です。
自分だけが儲かる仕組みとか、自分にとって有利な取引ばかり結ぼうとするやり方では、長続きしません。
手荒な商売で荒稼ぎをして、次々商売替えもしくは名前とターゲットを変えていくようなやり方は詐欺と同じだと言えます。
相手が喜んでくれる仕事は社会に受け入れられる仕事です。
私が応援したいと思っている仕事でもあります。
自分のサービスや商品が売れないと嘆いている人は、そのサービスや商品が誰かにとって価値のあるものかどうか、考えてみてください。
もしそうでないのなら、自分の売りたいものにはニーズがないということになります。
また、価値があるものだと思うなら、それは価値を感じてくれるであろう人に、あなたの売りたいものが届いていないということでしょう。
そのときは、売り方や見せ方を今までと変えなければいけません。
ネットで宣伝して売れないものでも、対面なら売れるものもあります。
主婦の関心をひかなくても働く独身女性の興味をそそる場合もあります。
自分の売りたいものがどんな相手に価値を感じてもらえるのか、どんな手段で宣伝すれば買ってもらえるのか、自分で考えてもわからないときは、第三者のアドバイスを受けるといいですよ。
身近な人でも専門家でも、違う目から見て厳しい意見を言ってもらえると、自分の視点もかわるでしょう。
商売の基本はまず相手のことを考えることです。
自分のことを前面に押し出す前に、自分が誰のどんな役に立てるのか、よく考えて行動すれば、選ばれる下地は作れます。
多くの人脈を持つ人とつながって、その先にいる人に商品を売りたいからといって、そうそう都合よくつながれません。
自分にとってその人とつながることにメリットはあっても、その人にとって自分とつながってもメリットがなければ、興味すら持ってもらえないからです。
つながりたいならまず自分から与える、相手から返してもらえるのはその後です。
お客さまもおんなじで、相手に喜んでもらえるものを提供できれば選んでもらえるし、リピートもしてくれます。場合によっては人に紹介してくれるかもしれません。
買った人も売った人も幸せになれること、これが一番大切なことです。
忘れないでくださいね。
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