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生前整理のすすめ 元気なうちから始めましょう

time 2015/11/09

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生前整理というと、エンディングノートや思い出の品の整理が思い浮かぶでしょうか。

まだ早い、気が進まないという方もいらっしゃるでしょう。

老後の生活を快適にしたい、残された方に迷惑をかけたくないと思っているならば、元気で動けるうちから始めることをおすすめします。

片づけ

ものが多いと管理に手間も時間もかかります。

若いころは苦にならなかった作業が、だんだん億劫になってきたということはありませんか。

高いところのものの出し入れは大変な上に危険です。

ものの総量を減らして、踏み台に乗らなくてすむ生活が理想です。

使わないもの

以前はよく使っていたバッグや履かなくなった靴は思い切って捨ててしまいます。

それから、意外と数があるのが、化粧品のサンプルやアメニティグッズ、おまけでもらったものなどです。

一つ一つは小さいものだし、置き場の決められていないため、家のあちこちから出てきます。

景品の食器は一人暮らしなら別ですが、お皿一枚だけあっても使わないのではないでしょうか。

これらは見つけた都度処分しましょう。

使わないもの、使っていないものは原則処分です。

思い出の品

使っていないけれど、捨てられないものもあります。

これらは思い出の箱を作ってしまいます。

ただし、いくつも思い出の箱ができては片づきません。思い出は段ボール1個まで、というように総量を決めましょう。

入りきらなくなったらどれかを捨てる、片づけはルールを決めることが肝心です。

何のために片づけるのか考える

捨てるときの基準として、使うか使わないかが大きな分け方です。

ただ、ものを捨てられない人は使うかもしれないと取っておきがちです。

そのとき考えたいのは、何のために片づけるのか、ということです。

子供に迷惑かけたくない、というのであれば、のこされて困るものはとっておいてはいけないとわかります。

年をとっても自分のことは自分でしたい、というのであれば、使いたいものが見つけにくい家ではだめです。ものが多すぎると探し物も当然増えます。

必要最低限のものを持つ。この、必要最低限は人によって違います。

私はまとめ買いしませんが、店が遠かったり、重たいものはネットで買うという人であれば、ストックを収納するスペースの確保も必要です。

年をとると少しの段差も危険です。床に物を置くなどもってのほかです。

健康で快適な生活を送るためには、危険がない清潔な家をキープすることが大切ではないでしょうか。

そう考えると、掃除しやすいということも、障害物がないということも、ものを持ちすぎないということにつながっていますね。

残すものの管理

残したものはさらに、使うものと大切なものに分けられると思います。

そのうち、大切なものとして一般的な価値のあるものについてはわかるように記録を取っておくことをおすすめします。

これは、自分がいなくなった後の手続きなどがスムーズに進むための準備です。

預金通帳や保険証券、不動産の権利書、金融商品関係書類はきちんと管理しましょう。既にしている人も多いかもしれません。

それ以外で、忘れがちなのが、趣味の道具や宝飾品です。

釣竿や骨董など、高価で取引されるようなものがあればわかるようにしておくと、残された人が処分に困ることもないでしょう。

また、アクセサリーなども、イミテーションと高価なものが混在していると、誤って捨てられてしまうかもしれません。

私のように真贋の見分けができない人のためにも、簡単でいいので記録を残しましょう。

まとめ

残された人のため、というのも大切ですが、一番は自分のためです。

ものがあるべきところに収まった掃除しやすい家なら、家事の時短で余った時間を趣味にあてることもできます。

将来ヘルパーさんに来てもらった時に、お願いしやすいということも大切です。

家事代行サービスを受けるために大掃除する、という笑えない笑い話もあるように、他人が入っても恥ずかしくない家というのは思った以上にストレスを軽減します。

生前整理を始めるのに早すぎるということはありませんので、まだ早いなどと思わずにまずはやってみませんか。

 

☆★☆★編集後記☆★☆★

義両親の特養の申込書類をようやくケアマネさん宛に送りました。

提出書類がたくさんあって面倒です。

新潟なので東京よりは少ないのかな、とは思いますが、特養の入居待ちの人数を聞くと気が遠くなります。

消費税の軽減税率導入やめて、こちらを何とかしてくれないかなぁと個人的には思ったりします。

静岡生活