税理士やめて なにしよう

愛車のZ900RSとバイク三昧のセカンドライフを目指して

嫌われたくないにもほどがある。仕事の仕方を考えましょう。

time 2016/11/22

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独立してからつい半年前までずっとお客様のためだと思ってやってきたことがあります。

それは、いつでもどこでも即座に対応するということです。

質問にはすぐに答える、調べなくてはいけないものについては1時間以内、もっと時間がかかりそうなときはとりあえず連絡を入れて半日以内と期限を決めていました。

急ぎかそうでないかは関係なく、とにかくすぐやる、ということだけを大切にしていたのです。

「急がないから」と言われても、知りたいことには変わりないので、今やっている仕事をいったん中止してでも、そちらの質問の解決を優先させていました。

お客様に「いつも早急に対応してくれてありがとう」と言われると、これで差別化が図れるかもと思うようにもなりました。

クイックレスポンスを掲げていましたので、お客様に選んでいただくことには一定の効果があったとは思います。

そのうち、夜寝る前に必ずメールをチェックするのが習慣になり、夜型のお客様からの質問が12時過ぎに入っていたら、寝るのはやめてそれから仕事なんていうことも珍しくなくなってきました。

そんなことをしているうちに、クイックレスポンスがだんだん負担になってきたのです。

「夜は9時以降はメールを見ない」と決めてしまえばいいのですが、「いつでもどこでも」を売りにしている手前、サービスの低下と思われるのが怖くてできませんでした。

よく考えれば、夜中に早急に対応しなければいけないことなどあるわけはないのです。

ちょっと教えてぐらいの軽い気持ちで、思いついたときに聞いてみたという程度の質問に、睡眠時間を割いてまで対応することはないということが、ずっとわからずに来たのでした。

クイックレスポンスとはいえ、限度があります。

実は、自分を苦しめていた夜中の質問にもすぐに答えが返ってくるという非常識を、当たり前にしてしまったのは私だったのです。

それに気がついてからは、自分で決めた営業時間外の質問や依頼は、翌朝一番の返信とするようになり、ストレスがかなり減りました。

緊急事態にはもちろん対応するつもりですが、今までそんなことは起こっていません。

電話の対応も、いつでもどこにいてもつながるようにしていたのですが、電話番号をHPへの掲載をやめてからはほとんどかかってこなくなりました。

フリーランスは働き方は自分で決めていいのです。仕事をしやすいように、無理なく続けていけるように。

自分のやりやすいように自分でルールを決めて、なおかつそのルールもいつでも自由に変えていいのです。

自分のルールに縛られ過ぎて、自分を追い込んでしまってはフリーになった意味がありません。

先は長いんです。無理は禁物ですね。

 

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