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小さな飲食店がなくなるたびに思うこと

time 2017/08/14

街を歩いていて、店舗の内装工事をしている現場の前を通ったりすると、「あれ、前はここなんだったっけ?」と思うことがよくあります。

以前は気にも留めなかった光景ですが、今は前のお店が気になります。

飲食店は特に短い期間で変わることも多く、ちょっとせつなさを感じます。

個人経営の小規模な飲食店は、生き残るのが難しいようです。

始めたときは、うれしかったでしょうね。

どんな内装にしようかとか、どんな食器をそろえようかとか、かわいい小物もそろえちゃおうとか。

がんばって貯めた自己資金と、銀行から受けた融資でお店を借りて内装工事して、まさかお店をたたむ日が来ようとは思わなかったでしょう。

借り入れはどのくらい残ってたんだろう、今はどんな生活してるんだろう、どこかに勤めてるんだろうか。

行ったことのなかったお店でも、経営者の方のその後の生活が何だか気になります。

 

最初から無謀だったのか、それともどこかでつまづいたのか、何か事情があってやむなく閉店したのか。

お店を持つって初期投資がかさむから、気軽に始められるものではありません。

自己資金でまかなえる人は少数で、借り入れをしなければ開店資金は足りないことがほとんどです。

美味しければお店は繁盛するというのは幻想です。

美味しいは大前提で、プラスお店の雰囲気や接客、お客さまが楽しい時間を過ごせるかどうかが大切なのです。

スタッフの教育や、もっというと、お店の方向性に合ったお客さまに来ていただくことも重要です。

静かな和食のお店に、大声で騒ぐ酔っ払いグループがいたら、他のお客さまの時間を台無しにされてしまいます。

お店づくりに加えて、経営者であるからにはお店の「経営」もしっかりやらなくてはいけません。

借り入れの返済や材料の仕入れ、家賃や経費、スタッフの給料や自身の生活費などから、必要な売上を出して、

その売上を上げるためには何人のお客さまに来ていただく必要があるのか、

お店の席数と回転率からお客さま一人あたりの単価を割り出して、

どんな料理をいくらで提供するのか考えて…

経営って、難しいのです。

 

お店が続けられずに撤退するという悲しい事態を少しでも避けるために、お店を出そうと考えているなら、経営者になるための勉強をしましょうよ。

何とかなるって始めてしまった人でも、今からちゃんと経営者になってください。

料理を作るのが得意でも、営業は苦手、なんて言っていてはダメなのです。

どうか、大切なお店、いつまでも守ってくださいね。

お店を気に入ってくださる常連さん、お店のスタッフ、そして、自分自身のためにも。

 

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