税理士を身近に感じていただきたい

相談で出会う方々

相続や贈与についての相談で、感心することがよくあります。

ご自身のケースについて本当によくご存じなのです。

細かい適用要件や、適否の判断について、逆にこちらがあんちょこで確認しながらお話しをうかがうなど、汗びっしょりです。

「税理士の○○さんの本で読みました」とか、「税務署の人もそういっていました」など、ご自身の節税対策ですから真剣です。

本当によく勉強していらっしゃいます。

反対に、おどろくほど無頓着な方にもお目にかかります。

賃貸物件をお持ちなのに何年も無申告であったり、申告すれば還付が受けられるのに、知らずにそのままにしていたばかりに還付申告できる期限を過ぎてしまったり。

親名義の不動産を自分の名義に変更したが、贈与になるとは夢にも思っていなかったなど、変更前にちょっと税理士に相談していればよかったのに、という事例に出会った時には残念に思います。

税理士としての課題

税金は身近で、生活の中のいろいろなところで自分とかかわってくるということをもっと広められないかなと思います。

税理士に相談するということは、体調が悪い時にちょっとお医者さんにかかるというようには気軽にはいかないのかもしれません。

相談料が高いと感じる方も多いのでしょう。

相談することにどんな付加価値を付けられるのか、本やインターネットでは得られないものを持ち帰っていただけるにはどうしたらよいか、考える毎日です。

まとめ

税金について知りたいことがある方は、まずは無料相談に足を運んでみてください。

無料相談では踏み込んだ話はできないかもしれませんが、心配を取りのぞけたり、解決の道筋をつけたりすることはできると思います。

税理士に相談するというハードルがぐっと下がることは間違いありませんので、ぜひご利用いただきたいのです。

また、小中学校を中心に租税教室を行ったりしています。

小学校の学校公開日に授業をさせていただくことも多くなりました。

もし地域の小学校でこのような機会がありましたら、ぜひ見学にお越しください。

より税理士を身近に感じていただくことができると思います。

 

☆★☆★編集後記☆★☆★

最近三線が気になっています。

三味線でも習おうかと思っていたのですが、最初からジャンルを決めて先生を探さないといけないようなので、習う前に挫折です。

子供のころにピアノを習っていましたが、持ち歩けて気軽に演奏できる三線は魅力的です。

一度見学に行こうかしら・・・