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「あなたのブログ、本にしませんか?」 浮かれる前に冷静になりましょう!

time 2017/04/18

遅ればせながら、私のところにも「出版しませんか?」のメールが来ました。

「著者様の金額一部負担や審査等もあるという前提で」って、ようするに自費出版とか共同出版とかいうものですよね。

どこまで負担させられるのか知りませんが、聞くところによると、出版社は印刷代のみを負担で、注文を受けてから印刷するので、出版社はリスクを負わないらしいとのこと。

一冊も売れないと、かかった費用は著者が丸かぶりってことでしょうか。

どんなうまい話を持ちかけられるのか、暇なら話を聞いてもよいのですが、うっかりその気になってもいけないので、シャットアウトです。

それでも、この出版社の名前で検索すると、結構な数の「本を出すことになりました!」という嬉しさいっぱいの報告ブログに出会います。

私は「一部自己負担になります」の取材や出版の話は、すべて詐欺まがいと思っているので、絶対相手にしませんが、その気になる人が多いのには驚きます。

 

以前も、二流のタレントがインタビューに来るという「取材をさせてください」電話を受けたことがあります。

見たことも聞いたこともない雑誌で、取材の報酬は0、タレントの日当を7万円負担しろとのことでした。

もちろん断りましたが、こちらも結構受けてる人いるんですよね。

知り合いや同業者のHPやブログで、「雑誌の取材を受けました!」というタレントと一緒の画像をアップしているのを見るたびに、「やっちゃたんだ」とがっかりした気分になります。

大きなお世話ですが、何となくこういうのに引っかかる人に仕事を依頼する気にならないというか…

広告宣伝どころか、逆効果な気がします。

 

出版したという実績がほしいだけならいいのでしょうが、お金の使い方としては少々もったいないように思います。

そのメールを受け取って、本を出版したいと思った人、どうして出版しようと思ったのでしょうか。

  • 本を売って利益を上げるため
  • 自分の考えを世の中の多くの人に伝えたい
  • こういう仕事をしているという自分の認知度を上げるため

本を書いて稼ぐって、相当難しいですよ。

ましてや無名の人の本がもうかるほど売れるなんてこと、考えられません。

認知度を上げたり考えを伝えるなら、出版よりブログの方がよっぽど効果的ではないのでしょうか。

舞い上がった気持ちを少し落ち着かせて、出版の目的や費用対効果について、冷静に考えましょう。

考えた上でそれでもまだ出版したいなら、どうぞおやりください。

自分で決めたことですから、後悔しないように。

 

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