税理士やめたら なにしよう

愛車のZ900RSとバイク三昧のセカンドライフを目指して

資金繰りがうまくいかないと、商売は続けられません

time 2016/12/16

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「借入金の返済は経費になりませんよ。」

そんなのあたりまえと思う人がほとんどでしょうか。

それでも「えっ、なんで?」と思う人もいますよね。

お金が出て行っているのに、何で経費にならないんだろう。調べてもどこにも書いてないし、税理士にきっぱりそういわれたらこれ以上聞けないし。

「それはP/Lではなく、B/S項目の話ですから」って何のことだろう???

 

こう考えてみてください。

借入をしたときに、お金は入ってきますが、売上ではないですよね。

借入金は商売に必要なお金の調達であって、税金の計算のもとになる売上ではありません。

ですので、それを返済するための支出は、税金の計算には関係させないのです。

会計的にはこの説明は正確ではありませんが、考え方としてはわかりやすいのではないかと思います。

ただ、この借入金の返済のような、税金の計算には直接関係ない支出や収入が、経営には深くかかわってきます。

 

帳簿なんて難しくて無理と言う人には、いつも「家計簿やお小遣い帳とおんなじようにお金の出入りをつければいいんですよ」と説明しています。

個人事業の帳簿(現金出納帳)は、その程度で十分です。難しいことはありません。

仕事に関係のある支出や収入を家計簿と同じようにつけたときに、その帳簿には借入金の返済は載ってきます。

帳簿にはお金の動きをひとつひとつ記録していきますから、そのときの残高がわかりますし、赤字かどうかも認識できます。

でも、この帳簿の赤字イコール決算書の赤字ではないのです。

帳簿の方は「収入-支出」で、単純にお金の動きを追っていますが、決算書は「売上-経費」で、商売の収支がどうなのかを表しているからです。

 

「勘定合って銭足らず」って、聞いたことありますか?

決算書上は黒字で儲かっているのに、お金がなくて倒産してしまう「黒字倒産」を表すときによく使います。

そんなバカな、と思うかもしれませんが、珍しいことではないのです。

仕入のある商売の場合、先に支払いが来ますよね。

在庫をたくさん抱えれば、仕入の支払が売上の収入を上回ってしまいます。

だけれど、経費に入れられる仕入は売れた分の原価だけなので、決算書上は黒字になることもあるのです。

利益を意識するのは経営者として大切なことですが、商売を続けていく上ではむしろ資金繰りを重視するべきです。

決算書上は赤字でも、帳簿(家計簿)上では黒字にならないと、商売を続けることは難しくなります。

一時的に資金不足になるような場合は、短期の借り入れに頼る方法もありますが、慢性的な資金不足は借金が膨れ上がって、生活の破たんも招きかねません。

資金繰りに苦労している人で、掛け取引を行っているなら、支払のサイトをのばしたり売掛の回収を早めにお願いしたりすることも検討するべきです。

借入のある人なら、毎月の返済額を減らす交渉も必要です。

なんだかいつもお金がないという人は、商売の家計簿(現金出納帳・預金出納帳)を作成しましょう。

そして、その内容をチェックをしてみてください。

無駄や改善点が見つかれば、資金繰りの改善につながります。

資金繰り、本当に大事ですから、くれぐれもいい加減にしないように。

 

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