2019/09/03
個人事業主の方が自分で帳簿をつけようと思ったなら、会計ソフトの利用をお勧めします。
手書きの帳簿よりはるかに楽で簡単ですし、入力したものを印刷するだけで、確定申告用の決算書も申告書も出来上がります。
「会計ソフトは何がいいですか?」と聞かれると、個人的な意見ですが、弥生会計又はやよいの青色申告をお勧めしています。
ちょっと簿記をかじった人ならすぐ使いこなせるようになりますし、簿記がわからない人でも、操作が簡単なのですぐに覚えられます。
私がおすすめする個人的な理由としては、電話で質問された時に、画面を見なくても躓いている個所や、間違っているところがわかるので、いつでもどこでも対応ができるということもあります。
おまけですが、「なんで見なくてもわかるの?」と驚かれることもうれしかったりします。
ただ、会計ソフトはWindowsにしか対応していませんので、Macをお使いの方はクラウド会計になります。
以前はクラウド会計を使っている方に出会わなかったのですが、H28年分の確定申告からは私がお会いした方に限っては、圧倒的にクラウド会計が多いです。
それでは、MF、freee、弥生会計オンラインの3つで、どれが使いやすいでしょうか。
まず、弥生会計オンラインですが、非常に使い勝手が悪いです。
全くお勧めしません。
弥生会計・やよいの青色申告とは全くの別物で、画面が見づらく操作もわかりづらいです。
ですので、これは除外です。
freeeもMFも、簿記がわからない人でも簡単に入力できます。
銀行口座やクレジットカードの明細の取り込みも簡単です。
実際に試してみましたが、私はMFが使いやすかったです。
MFは画面の設計もすっきりしていて、使い勝手が会計ソフトに似ています。
いろいろな設定もわかりやすくて、使っていて安心感がありました。
そういうところが私のように会計ソフトに慣れた人間には使いやすいのかもしれません。
ただ、全く初めての人ならfreeeでも問題ないかもしれません。
freeeは簿記の入力の仕方とは根本的に異なるようなので、簿記がわかる人にはかえってわかり辛いので、対応していない会計事務所もまだまだあるようです。
両方お試しで触ってみて、自分に合ってそうな方を使ってみてください。
私は、弥生会計>MF>freee>弥生会計オンラインです。
「今日のお宅は使いやすいソフトでありますように」と祈るような気持ちで訪問しています。
初めての方を訪問して、見たこともないような会計ソフトに出くわすことも多々ありますが、幸いにも今のところ初見でもどうにか操作することができています。
Web上のフリーソフトは帳簿の整合性が怪しいものもあるので、できれば使わない方が良いです。
自分で帳簿をつけるコツは、溜めないでこまめに入力、わからないことは専門家に質問です。
いつでもご相談をお待ちしております(笑)
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