2019/09/03
自分にとってマイナスのことを伝えるのは勇気がいりますが、正直な人という評価につながることもあります。
自分のサービスや商品を売り込むときに、「これを使うとこんないいことがある」「これにはこんな効果がある」とメリットを伝えます。
ほしい！と思ってもらえるようないいところを、積極的に伝えるのは大切です。
そのときに、同時にデメリットも伝えると、今までのいい話の信ぴょう性が不思議と高まるのです。
いくつかの商品を検討している人には、それぞれのメリットとデメリットを明快にすると、その人の選択基準が定まって、買いやすくなりますよね。
ただ、マイナスの要素ばかり話すのは逆効果です。
以前、買い物に行ったお店の店員さんが、私の手に取るものについて、片っ端から「それ、あんまり長持ちしないんだよね」「見た目ほど性能良くないよ」「場所取るんだよね」と否定的な商品説明をしてくれました。
買う気で行ったのに、店を出るころには買う気もすっかり失せて、なくてもいいか、となっていました。
売りたいために、商品の説明ばかりするのも考えものです。
その人のほしいものや希望を聞き取って、それに合ったものをお勧めする、もし仮に、自分の商品やサービスがその人の希望を満たさないなら、正直にそう話した方がよいのです。
無理に勧められて購入した結果、満足できなかった場合には、二度とお客さまになってはもらえませんし、今回は無理でも、将来的に使ってみようかなと思っていただければ、ずっとお客さまになっていただけるかもしれません。
大切なのは自分の都合ではなく、購入する側の事情です。
この商品やサービスはこんな人のお役に立てますが、こういう人には向きませんと正直に示すことで、お客様の信頼を手に入れてくださいね。
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