2019/09/03
大学生のころ、バイト先の男の子15人くらいで、私と親友のどちらがいいか、人気投票をしたそうです。
おせっかいな一人が、「全員○子ちゃん(親友)がいいってさ」と教えてくれました。
その理由が、「○子ちゃんは誰かがついてて守ってあげないとダメなタイプだけど、お前はその辺に転がしておいても一人で強く生きていけそうだから」ということでした。
ふと思い出したのですが、今更ながらみんな大学生のくせに、結構女見る目あったんだなと変に感心しました。(「くせに」は失礼か)
その通り強くたくましく生きています。
ずっと誰の助けも借りずに生きてきた気になっていましたが、よく考えればいろんなところで人に助けられたり、お世話になったりしながらここまで来ているのです。
離婚して実家に帰ったときに、税理士試験の受験に専念できたのも、両親が勉強に専念できる環境を提供してくれたおかげです。
最後の1年働きながらの受験だった時にも、「学校に通わなくて試験大丈夫か」と声をかけてくれる上司がいました。(通学時間が取れずに、通信教育で自宅勉強でした)
所長とそりが合わずケンカばかりして、大量の仕事を押し付けられていたときも、こっそりパートの女の子たちが下請けして助けてくれました。
今は夫が私の好きなようにさせてくれています。
仕事したいならすればいいし、税理士つらくてやめたいならやめてもいいと言ってくれて、ひとりで抱えていた重荷をおろしたように心が軽くなりました。
人に助けてもらったことがないという人は、以前の私のように、おそらく気づいていないだけなのでしょう。
もし本当に助けてもらったことがないのなら、それは「助けてあげたくない人」になっているのかもしれません。
助けてあげたくない人とはこんな人です。
- 助けてもらうのが当たり前だと思っている
- 自分で解決しようとしない、すべて人任せ
- 感謝の気持ちがない
- 「私に構うな」オーラが出ている
- 人にしてもらうばかりで、自分から人に何かをしてあげようという気持ちがない
- 一生懸命さがない
人の手を借りなければどうにもならないことってあるでしょうし、そこまでいかなくても、つらいときにやさしい言葉をかけてもらって気持ちが救われたり、ちょっとした親切に泣きたくなったり、生きていく以上は人とのかかわりは断ち切れないと思うのです。
だったら「助けてあげたくなる人」になれたら、いろんなことがうまくいく気がします。
人に助けてもらったら、自分も誰かの助けになりたいって思うこともできますし、「おたがいさま」って、大切にしたい習慣だと思うのです。
私はいい年になってからの新しい人生のスタートを切って、ここまで一生懸命がんばってきたおかげで、たくさんの人の親切を感じることができました。
これからは私が一生懸命な人の助けになれるように、もうちょっと優しい人になる努力をしていかなければいけませんね。
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