税理士やめて なにしよう

愛車のZ900RSとバイク三昧のセカンドライフを目指して

明日が来た

time 2018/01/18

 

2度目の結婚をして、寿命が延びました。

寿命が延びた?

 

離婚して税理士になって、人生を立て直そうと毎日必死で生きていたときは、先のことなど考えられませんでした。

仕事も忙しくてきついし、いつになったら楽になるのか、全く見えませんでした。

10年後のことなんて考えたくもないし、10年間こんな生活が続くなら、もう一秒もがんばれない、そこまで心身ともにギリギリでした。

だから、今日だけがんばろうと決めていたのです。

10年は無理でも、今日1日だけならがんばれる。

今日を積み重ねていくことならできる。

今日できることは今日やろう、明日に持ち越さないで。

明日は来ないかもしれないから、今日やらなければいけない。

そう思って生きていました。

だから、私には明日がなくて、今日しかありませんでした。

 

2度目の結婚をしてから、明日が来たのです。

10年後も20年後も考えられるようになりました。

私には今日だけではなくて、明日も明後日もある。

そう思えるようになりました。

そうしたら、今日やらなくても、明日でいいかと思えるようになりました。

 

夫はのんきな人で、やりたいことからやる人です。

やりたくないことは今日じゃなくてもいいか、なんとかなるさといつも笑っています。

本当は私が何とかしている部分も多いのですが、のんきな顔を見ていると、「そんなものかなあ」とだんだんのんきがうつってしまったようです。

 

気の持ちようとか、もっと楽に生きようとか、いろんなことを言う人はいますが、そんな簡単には変えられませんよね。

自分を変えたくてがんばって変えたのではなく、気がついたら変わってただけですが、一つ思ったことがあります。

人は関わる人や環境で、いくらでも変わるんだなあということです。

つらかったときも、一人でストイックに努力してきたおかげで、得られたものもたくさんありましたので、今では決して無駄ではなかったと思っています。

ただ、人とかかわって、影響しあって行く中で、よい方向に変わっていけたことは単純にうれしいです。

明日が来るようになったおかげで、まだまだ何でもできそうな気がしています。

 

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私と同じように、東京から新潟に移ってきた方のお話を聞くことができました。

新潟はもちろん東京とはずいぶん違うけど、都会だよ、ということ。

地方から東京に来た税理士の方からは、

「地方でよそから来た人間が一人で仕事取るなんて無理だよ」

と聞いていたのですが、新潟はその「地方」と「東京」の間ぐらいの印象だそうです。

少しだけ、方向性が見えた気がしました。

静岡生活