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好きを仕事に ~仕事と趣味のさかいめ~

time 2017/02/16

好きなことを仕事にするということにずっと引っかかっていました。

心のどこかでそんなことできるわけがないと思っていたからかもしれません。

好きなこと = 趣味

そういう図式が頭の中にありました。

趣味と仕事は違います。

好きを仕事にするとは、「趣味でお金が稼げたらいいよね」という意味ではないと思うのです。

起業のハードルが低すぎることに対して、違和感がありました。

 

私のいう仕事とは、それで生計を立てるという意味での仕事です。職業と言ってもいいかもしれません。

そこを目指さないのは趣味の域を出ない、そういう理解です。

趣味が悪いのではありません。それで十分稼いでる人もたくさんいます。

目指すのはどちらか、ということです。

「好きなことを仕事にするなら帳簿をつけよう」とか「売上や利益を把握しよう」とブログで散々書いてきました。

でも、起業していても「私はまだいいです」や「そこまではちょっと…」という人も少なくないことに、もやもやしていたのです。

その原因が「仕事」という概念が、私とその人たちでは違うのだということにようやく気付きました。

どちらがいい悪いではなく、正しい間違っているでもなく、生業と趣味の違いだったのです。

 

好きなことを職業にするのは簡単ではないと考えています。

今の仕事が嫌だから好きなことをするというのは単なる逃げです。

職業になり得る好きと、ちょっと難しい好きも存在します。

準備も努力も必要なはずです。

好きなことを職業にして、楽しそうにしている人だって、たくさんの努力も苦労もしてきたはずです。ただ、その努力や苦労が苦にならないというだけです。

「つらいと思ったことはありません」というのを、額面通りに受け取って、何にも努力しなくてもいいんだと思っているならば、大間違いです。

楽してお金を稼ごうと考えているならば、趣味程度でとどめておくのが無難です。

「好きなことを仕事にする」と「好きなことが仕事になる」は似ているようで根本的に違います。

私は、寝食を忘れるほど好きなことに没頭した結果、それが仕事になったというのが理想なのかなと思います。「好きなことが仕事になる」ですね。

 

「仕事」にしたいなら、社会的義務も果たしましょう。

確定申告をする必要があるかどうかも、帳簿を付けていなければ判断すらできません。

わからないから申告しないで放ってあるという人には、「起業家」を名乗ってほしくありません。

厳しいですが、それが「仕事」です。

趣味とは決定的に違うところです。

 

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