2019/09/03
ここ数年、ゴールデンウィークは伊豆高原でのんびり過ごしていましたが、今年はゴミとの格闘でした。
29日から約1週間、夫の実家で片づけをして過ごしました。
40年近く引っ越ししていない家って、思った以上に物があるんですね。
軽のワゴンを借りて、近くの清掃センターにゴミの持ち込みをしたのですが、あまりの多さに「一体何を運んできたんですか？」と驚かれました。
義母は洋裁が得意な人で、自分の服はスーツやコートまで手作りしていたようです。
よさそうな生地を見つけると買い込んでいたらしく、反物で未使用の生地がいくつも出てきました。
私も以前パッチワークをやっていたのでわかりますが、生地って増えるし重いのです。
あちこちの押し入れや納戸、たくさんの収納ケースや茶箱の中に、無数の服地が点在していて、何年も段ボールの中で忘れられた布は、湿気を吸って異常な重さです。
次々ゴミ袋に詰めて、積み上げていきます。
義母はおしゃれな人だったようで、服に合わせたたくさんの靴やバッグがあちこちから出てきます。
大半はカビが生えていましたが、バッグの中から小銭や診察券などがボロボロ出てきますので、一応処分する前にすべて検めます。
おそらく一番多かったのは、布類ではなかったかと思います。
次に多くて驚いたのが、空の段ボールでした。
義父の仕事の関係で引っ越しが多かったそうで、空の段ボールは取っておく習慣だったようです。
家を建ててもう引っ越しは無いと分かってはいても、習慣で段ボールと養生用の古い毛布やシーツなどは捨てられなかったのでしょう。
今の引っ越しは、養生は全て業者がやってくれますし、資材も持ってきてくれて、終わると引き取ってくれる、両親からしたら夢のような話でしょうね。
納戸から壊れた家電製品が大量に出てきたり、あちこちの押し入れから本や雑誌が次々出てきたり、終わりの見えない片づけをゴールデンウィーク中続けました。
片づけられない夫は最初は戦力外でしたが、最後の方は自ら進んでキッチンの床下収納を開けて、得体のしれない物体の詰まった瓶と格闘するなど、大きな進歩を遂げました。
今回の収穫は、この夫の変化です。
今後のがんばりに期待します。
この連休でようやく2／3くらいは不要品が減りました。
70Lのゴミ袋が約50個、壊れたヒーターなどの粗大ゴミと合わせると相当な量になりました。
ただ、最初に大物を運び出しただけなので、これからは中身を精査する必要のあるものが残っています。
ひょっとすると時間は倍以上かかるかもしれません。
あと2回は通う予定ですが、果たして終わるのか気が遠くなります。
平日毎日更新だったはずのブログも書けなかったほど、心身ともに疲れ果てました。
働き者の1週間、明日からまた日常が戻ります。
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